2013年10月26日

スチーム吸入器の効果

薬剤ではないスチームが疾病症状または不快感の緩和に有効な理由はいくつか考えられている。それは、たとえば単純に乾燥した喉や鼻を潤す効果である。また、患部を適温に温めることによって血流をさかんにし、炎症などを早く鎮める、免疫力などが上昇する、菌やウイルスを滅菌したり洗い流すなどのこともいわれている。
特にアレルギー性鼻炎(花粉症)に対しては、43度のスチームが効果的であるといわれてきたが、38度のスチームでも効果があることが確認されている。43度のスチームはアレルギー症状を起こすケミカルメディエーターであるヒスタミンが、肥満細胞から遊離するのをよく抑えるといわれてきたが、いくつかの実験研究により、効果があるのはそれだけの理由ではないと考えられている。
そのアレルギー性鼻炎(花粉症)の鼻症状の緩和は、スチーム吸入後1時間程度は持続し、主に鼻閉(鼻詰まり)の改善に効果があるが、鼻汁(鼻水)等も抑制することがわかっている。ただし、その改善の度合いは低く(花粉症日記上のスコアで1段階程度)、効果がないばかりかリバウンド効果(Rebound effect)として症状悪化がみられる場合もある。しかしながら、薬剤を用いないため、妊婦などの花粉症の治療として第一選択になる。局所温熱療法という。
噴霧するスチームは、真水であっても副作用などはないとされるが、生理食塩水であることが望ましい(水道水で吸入をすると刺激を感じたりむせたりすることがあるが、その場合も、生理食塩水で吸入を行うとよいとされる)。しかしながら、器具によっては食塩水は使えないとの注意がなされているものもある。使用後に食塩の結晶ができて、ノズル等を詰まらせるからだとされる。
posted by 淳子 at 23:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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